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More; Lava Lover 2016/07/29 [CEROTE ANTIQUES TOKYO]

こんにちはこんばんは。
7月も末、いきなりの猛暑に襲われている千駄ヶ谷より、
本日もワタナベがお送り致します。

前置きもそこそこに、タイトルでお気付きの通り、
再び Fat Lava→フランス、西ドイツ製花器/壺に焦点を当てます。

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まずは復習がてら、西ドイツについて。
West_Germany_1956-1990.svg

第二次世界大戦後、冷戦の影響で
1949-1989まで分断された地域を西ドイツと呼称します。

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Flower Vase
60s BAY Keramik at W.Germany
6480yen

こうした花器類の流行は70年代までなので、
W.GERMANYと書いてあればヴィンテージ確定、という訳です。

 

そして、フランスのヴァロリス
ちょっとマーカーが小さくなりましたが

陶芸の街として知られる南フランスの地区です。

XIMG_0565
その歴史は16世紀にまで遡るそうでAtelier-Saltalamacchia-50

こんな画像も見つかりました。
足でペダルを踏んで、ろくろを用いてるのが分かります。
と、ここで不思議なのがその地理的隔絶です。

West_Germany_1956-1990.svg

西ドイツの陶房は北西部に集中している、という事ですので
かなり距離が離れている事がわかると思います。

しかし、雰囲気は非常に似ています。

デザイナーによりけりではありますが、
「モダンアートな薫りがする方が西ドイツ製」
というのが見分け方です。

(文字反転で回答が出ます)

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 (左;西ドイツ製 右;ヴァロリス製)

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(左;ヴァロリス製 右;西ドイツ製)

いやはや、似過ぎててどっちがどっちだか分かりません。

しかし、どうにかたどり着いたのが「バウハウス」の存在です。

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ドイツ中央部、ヴァイマルに設立されたバウハウス。
美術、建築の総合教育を行った学校として
デザインの歴史に名を残していますが、実際は1919-33と
その活動は非常に短命でした。
閉校の理由もまた戦争であり、
ナチスからの圧迫だったようです。

Bauhaus_Nazi

ただ、戦時下でもその芸術活動の火種は燻っており、
バウハウスの工芸家達は陶房を求めてそれぞれ
フランス、北西ドイツへ渡っていったのだと推測されます。

互いに呼応、影響し合いつつ迎えた戦後、
溜め込んだエネルギーを存分に噴出させ
生まれたのがFat Lavaでした。

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この”Fat Lava”という通称、2006年にロンドンで行われた
ドイツ陶磁器展のタイトルが初出との事。
いわゆる新語です。

塗料を手投げ(!!)することで生まれる、ダレたような独特の質感、
またその製法によって上下部で厚みまで異なるという仕上がり。
まさに脂肪質溶岩 (Google翻訳だとこう出ます)
の名に相応しい事は確かです。

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Flower Vase
60s Scheurich Keramik at W.Germany
6480yen

しかし、抑圧から解き放たれ、創作意欲を爆発させた芸術作品―
そういった意味すらも内包しているような気がしてなりません。

歴史背景を踏まえた、ダブルミーニング。
考えた人はとんでもないネーミングセンスですね…

海外サイトで検索すると非常に詳細な調査をしているページが
多数見つかります。
「手頃に手に入るヴィンテージアート」という認識で、
コレクションアイテムとしてかなり人気のようです。

20160726_d7c4e6
Table Lamp
70s Roth Keramik at W.Germany
45360yen

 

そんなわけで、いかがでしたでしょうか。
Google翻訳の使えなさ加減に辟易としましたが、日本語サイトで
ここまで調べたページも無いのではないか、と自負しています。

海外っぽい空間演出、もとい、
北欧/スカンジナビアンテイストを目指すのであれば。
Fat Lava、非常に手っ取り早いアイテムの1つかと思います。

decor_katja04

decor_katja02

Web Shopにも続々とアップされていますので
是非チェックしてみてください。

 

それでは本日はこの辺で。
明日も皆様のご来店お待ちしております!
ワタナベ

CEROTE ANTIQUES TOKYO
東京都渋谷区千駄ヶ谷2-10-2 グランコート千駄ヶ谷 1F-B3F
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