暑さも収まり、秋の訪れと共に涼しくなって参りましたが、皆様どのようにお過ごしでしょうか?
9月1日より下北沢のreloadにて始まっております「SHARK ATTACK EXIBITION」。
連日沢山のご来店、誠にありがとうございます。
毎日の生活の中で心が豊かになる小物たちを展開しており、時代背景を感じることができるコレクタブルなアイテムが多く店内を彩っております。
その中でも本日は花器にピックアップしてコレクターも多い旧西ドイツ製の「Fat Lava」のブランドをいくつかご紹介させていただきます。
Bay Keramik(ベイ ケラミック)
1933年に創設され、素焼きの食器を中心に生産されており第二次世界大戦後の1950年代前半から花瓶の生産が始まりました。
1960年までに120種類の形状、29種類の図柄が生産され曲線や角ばった図柄のデザインで構成され線や黒色の部分と対照に明るい色彩が用いられているのが特徴です。
1950年代以降は、品質や種類、生産量の面で業界を代表するブランドとなりましたが1971年に装飾的な陶器製造をやめております。
デザイナーの名前が入った底の型押しやさまざまな形状や図柄のデザインを多くのコレクターが探している人気のブランドです。


Dumler&Breiden(ドゥムラー&ブライデン)
1883年に創設され、当初はビーカーなど伝統的な陶器を作っていましたが1950年代の陶器ブームで再度成長を遂げ存在感を放ちました。
陶器の市場を牽引する他ブランドには遅れをとっており一般的ではないものの作品にマークがある全く異なるスタイルの「RELIEF」「STUDIO」の2シリーズが世間によく知られております。
その中でも「STUDIO」シリーズは実験的なシリーズだったと思われ、様式化されたデザインが特徴的でとても珍しいシリーズです。
1960年代後半に銅色の釉薬を開発し、一目で見分けがつくベージュの色味や泡状の滴る釉薬との組み合わせがよく用いられておりました。
品質が非常に高く、多様な形状と釉薬を用いたユニークなスタイルが特徴のブランドでシリーズで探されてる方も多い人気のアイテムです。
数多くある「Fat Lava」のブランドのなかで今回は3つ紹介させていただきました。
まだまだ奥が深く、そのひとつひとつが釉薬により質感や見せる表情も変わって参ります。ご紹介には文章が足りないので是非、ご来店の際にご紹介させていただけたらと思います。
皆様のご来店を素敵なアイテム達と心よりお待ちしております。