EJSØ MØBLER
オークウッド サイドテーブル
1960's-1970's Denmark
TAMAGAWA BASE

デンマーク EJSØ MØBLER
オーク特有の虎斑が美しいサイドテーブル

天板に見られる波打つような模様は、オーク材を木目に垂直な方向から切り出す柾目取り、特に追柾に近い木取りで見られる現象で「虎斑(とらふ)」や「シルバーグレイン」と呼ばれます。
これは木材のグレードの高さと、職人による丁寧な木取りを物語っています。
現代の大量生産品には見られない、ヴィンテージならではの豊かな表情が魅力です。

ろくろ加工によって削り出されたレッグも北欧ヴィンテージの魅力です。
この装飾的な意匠は、当時の北欧カントリースタイルを色濃く表現しています。

Ejsø Møbler

デンマーク家具の黄金期とされる1950年代から1970年代にかけて主に活動していました。
彼らの家具は、シンプルさの中に職人の手仕事を感じさせるディテールが組み込まれています。
北欧の家具デザインが世界的に注目されたミッドセンチュリーモダンの時代に活動し、特にオーク材を用いた温かみのある家具で知られています。

そのデザインは、同時代のフィン・ユールやハンス・J・ウェグナーといった巨匠たちのモダンデザインとは一線を画し、デンマークの古き良き伝統工芸の意匠をモダンな生活空間に調和させる試みを続けました。
デンマークの伝統的なカントリースタイルや、自然素材を活かした素朴で重厚なフォークロア調の要素を巧みに取り入れたのが特徴です。

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