皆様こんにちは。
Cerote antiques 千駄ヶ谷店の伊東です。
早いもので年が明けてからもう2ヵ月、4月から始まる新生活に向けて今から家具を探し始めているというお客様も多く、時の流れの速さを感じています!
そしてダイニングテーブルやチェアに続き、
探しているお客様を多くお見掛けするのが照明。
インテリアを作り上げていく上で最後の仕上げのような役割を担う照明は
それ一つでがらりと雰囲気を変えてしまうほど空間の核となるアイテムです。
そんな照明類が続々とリペアから上がり店頭に出ているので
cerote antiques 千駄ケ谷店に入荷したものの中からおすすめ商品を紹介させていただきたいと思います!
①70sデンマーク製Knud Christensen UFO
一つ目はその名の通りUFOを思わせる未来的なフォルムが特徴的な照明。
ミッドセンチュリーデザインのエッセンスを感じさせるユニークな造形が
エッジの効いた印象で空間に個性的なアクセントを加えます。
シェードのトップには円盤のように渦巻いたプラスチック素材の
パーツが組み合わされており、点灯すると漏れ出る光が幻想的です。
光源が直接目に入らない仕様のため、食卓上などに低めに吊るすのもおすすめの1点です。
②60sDenmark”Vitrika社製ガラス×真鍮ペンダントランプこちらはデンマークの照明メーカーVitrka社が
スウェーデンの老舗ガラスメーカーOrrefors社のガラスを使用して
1960年頃に製造していた真鍮とガラス素材のペンダントランプ。
デザインはスウェーデンのガラス・照明デザイナー Carl Fagerlund(カール・ファガーランド)によるもので、琥珀色のアンバーガラスに細かく入ったカッティングから漏れ出る光が美しい1点。
またガラス側面のカーブを描いた真鍮ベースとの組み合わせや、円筒形のフォルムがデコラティブな印象で、インテリアのアクセントとして様々なシーンでお使いいただけます。
高品質なクリスタルアートを手掛けていたOrrefors社の美しいガラス素材は消灯時も美しく、ずっと眺めていられるぐらい素敵です!
80sDenmark "Holmegaard" 社製 Apoteker ペンダントランプ
こちらはデンマークの老舗ガラスブランドHolmegaard(ホルムガード)のペンダントランプ。
1981年にデンマークのデザイナーSidse Werner(シセ・ヴェアナー)によってデザインされたものでドイツ語で調剤所や薬剤師を意味する【Apoteker】という名前のついたシリーズ。
オパールホワイトと呼ばれる乳白色のガラスの上からクリアガラスを重ねて熔着する技法で製造されています。
私はミルクガラスが大好きなのですが、透けることもなく、しかし光を閉じ込めることもなく柔らかく温かみのある空間を穏やかに照らしてくれる素材がとても落ち着きます。
主照明というよりはカフェテーブルサイズぐらいのテーブル上に低く吊るしたり、寝室などにもおすすめの1点。
月明かりのような人工的でない美しさが魅力です。
北欧ヴィンテージのペンダントランプは居心地の良い空間を照らす自然な灯が漏れ出る設計になっているのがその特徴で、1つで部屋全体を明るくすることは難しいのですが、影となる部分に別の光源を配置することで光と影のバランスが生まれ、空間に立体感を生み出してくれます。
作業スペースにはテーブルランプやデスクランプ、暗くなりがちな隅や角にはフロアランプを配置することで、より上質な雰囲気となるはず。
そんなサイド使いにおすすめの逸品達も入荷してきましたので、こちらもご紹介していきます!
①60-70sデンマークSoholm社製セラミック テーブルランプヴィンテージ
こちらは以前のブログでも詳しくご紹介したSøholm(スーホルム)社によるセラミックベースを使用したテーブルランプ。
バルト海に浮かぶボーンホルム島で1835年にHerman Sonne WolffsenとEdvard Chr. Sonneによって創業された会社で、コペンハーゲンなどの陶芸とはまた違った味わいのある作品が数多く製作され、当時デンマークで 50 年代から 80 年代にかけて最も人気のあった陶芸スタジオの 1 つです。
クラフト感のあるセラミックの質感や独特のデザインがオブジェの様で、北欧テイストのインテリアにはもちろん、モダンな空間にも程よく馴染んでくれる佇まいが魅力的です。
②60-70sデンマーク製セラミック テーブルランプヴィンテージ
こちらも同じくSøholm(スーホルム)社製のベースを使用したテーブルランプ。
深いブルーカラーの釉薬が美しく、シンプルながらも奥行きを感じさせます。
ベッドサイドやデスク横等に配置した実用的な使い方はもちろん、キャビネットやサイドボード上に飾ってアートのような使い方を楽しむこともできます。
私は明るすぎる空間が苦手なので主照明を付けずにテーブルランプやフロアランプのみで過ごす事が多いのですが、ファブリック地越しの柔らかな灯がとても心地良く、尚且つ場所を取らずにインテリアを楽しむ事が出来るアイテムなので、増えていく一方で困っています 笑
続いてはテーブルランプ以上に存在感があり、部屋を照らすだけではなく空間に動きを出す際にもおすすめのフロアランプのご紹介です。
60’s Denmark "Fog&Morup"製 フロアランプヴィンテージ
こちらはデンマークの照明ブランドFog&Morup社製のフロアランプ。
Fog&Morupは1950-70年代にかけて洗練されたモダンデザインと機能性を兼ね備えた照明を数多く生み出した北欧を代表するブランドのひとつです。
こちらは1960年代頃に製作されていたもので、メタル素材のベースにスライドアームと角度調整可能なシェードを備えています。
光の向きを自在に変えられるので作業スペース横や読書灯としてラウンジチェアの横に置くのもおすすめのアイテム。
曲線を描くスリムなアームと円形ベースが調和した無駄の無いスリムなデザインがモダンな空間に合わせても凄く格好良いです。
2灯 フロアランプヴィンテージ
※千駄ヶ谷店にある在庫はwebに掲載があるものとコードカラーが異なります
こちらのフロアランプもシェード2つがそれぞれ高さ・角度共に調整可能で、作業スペースにぴったりなアイテムです。
また先端に向かってなだらかに広がったホーン型のシェードはアームに対して少し角度を付けて装着されているため、真下ではなく前方や斜め下に光を向けやすいのも便利なポイント。
シェード2点の角度を調節して動きを付ける事で、インテリアに合わせて楽しむことも出来る上、高さが異なることで光の広がり方に奥行きも生まれます。
機能性と美しさを両立したデザインが北欧らしい魅力溢れる1点です。
用途に合わせて複数光源を配置することでインテリアの幅が広がるだけではなく、部屋も広く見えたり居心地も良くなったりとお部屋印象が大きく変わってきますので、是非参考にしてみてください。
また、SHARK ATTACKではお部屋に合わせた照明の長さ調整や加工も行っていますので、設置についてのご相談等も受け付けております。
ご来店が難しい遠方のお客様はLINEオフィシャルやインスタグラムDMでご連絡お待ちしております!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。