Fat Lava
セラミック フラワーベース
West Germany
bob's box

 ファットラバ特有のざらざらした表面に、現代のインテリアにも合うタイムレスなデザインのフラワーベース

フラスコ型で、上部が細く、底部に向かって広がるデザインです。取っ手は本体から突き出すように湾曲しており、非常に特徴的です。

全体的に温かみのあるベージュで、素朴ながらも洗練された印象を与えます。

黒い線とアクセントとして黄土色と赤の小さな幾何学模様が施されており、抽象的でモダンな雰囲気を醸し出しています。

裏の刻印のFOREIGN、これは「外国向け」「輸出用」を意味します。したがって、この花瓶が輸出向けに作られたものであることを示す証拠です。

東西ドイツ分断後、西ドイツのファット・ラヴァがカラフルで大胆なデザインを追求した一方、東ドイツの陶器はやや落ち着いたトーンのものが多い傾向にありました。しかし、輸出向けに製造されたものは、西ドイツの製品に負けないほどデザイン性が高く、現代のコレクターからも高く評価されています。

「ファットラバ」は、第二次世界大戦後のドイツ（特に旧西ドイツ）で製造された陶器の総称です。この言葉はドイツ語で「肥えた溶岩」を意味し、溶岩が固まったような独特な質感が特徴です。

日本の焼き物とは異なり、鮮やかな色彩や、溶岩のようなざらざらとした表面、釉薬が流れ落ちたようなデザインが特徴的で、1960年代から70年代にかけて流行しました。

ヴィンテージのファットラバは、そのユニークなデザインから、現在でもコレクターに人気があります。この花瓶も、当時の文化やデザインを伝える貴重な品と言えるでしょう。

ご自宅はもちろん、 店舗ディスプレイにも大変オススメです。

この機会に是非ご検討下さいませ。

その他詳細画像のご希望・ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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