【ヴィンテージ花器(セラミック花器)のおすすめの使い方 Vol.02】

 

 

ヴィンテージ花器(セラミック花器)のおすすめの使い方

弊社でも大人気のセラミック花器

中でも今大注目の西ドイツ製フラワーベースは
ユニークな形、色味、質感のものが多く
存在感抜群の見た目はオブジェやアートのよう。

ただ並べているだけで、
空間に彩りを与えてくれる花器たちですが
生花やグリーンを飾るとまた違った表情を見せてくれます。

前回に続き第二弾。

おさらいになりますがまずは、物と合わせる際のポイントや
花器の選び方を下の順に解説していきたいと思います。

 

✔花器の選び方
まずは購入前にどんな植物を飾りたいか、
どんな使い方をしたいか等しっかりと吟味することがより良い商品選びのポイントと注意点です。

ヴィンテージ花器の扱い方
ヴィンテージの花器は物によりますが経年変化によって
釉薬が劣化している箇所があったり、部分的に剥がれている可能性も。
園芸店等で販売されている水漏れ防止剤を施すことで
安心してご使用いただけます。

また中に試験管サイズのガラス瓶等を入れて生花を挿し
花器本体は鉢カバーのようにお使いいただくことも可能です。

 ▼観葉植物/塊根植物を入れる時の注意点

観葉植物や塊根植物はプランターに水がはいったまま
放置してしまうと根腐りの原因となります。
水やり後、底からの水気が切れるまでは風通しの良い場所などに
置いておきましょう。
弊社取り扱いの花器には底に穴があいていないため、見せ鉢としてのご使用をおすすめします。

ヴィンテージ花器と植物を合わせる際は上記をふまえて楽しんでみてください。

Vol2ということでユニークな形のアイテムもご紹介させていただきます。


一輪挿し 【fat lava ファットラヴァ】

直径が10cm以内の小ぶりな花器は卓上や玄関先に、季節の草花等を1~2輪差してお気軽に飾っていただけます。
今回は色鮮やかなカラーが目を惹く一輪挿しをオブジェのように並べ、ディアボロ(アメリカテマリシモツケ)の切り花と合わせました。

西ドイツ製花器のポップな色使いやユニークな釉薬の質感は、シンプルな野花と合わせても十分な存在感があります。小物と並べてインテリアのアクセント使いにもおすすめです。

【fat lava ファットラヴァ】
19401990年の期間に西ドイツで制作され、特に1950年代半ば〜70年代半ばに大流行した陶器の1ジャンルを【Fat Lava】と呼びます。

直訳すると、「Fat=肥えた」「Lava=溶岩」という意味。その名の通り、溶岩みたいなボコボコとした質感や、粗くザラザラとしたテクスチャーのものが多いですが、美しく絵付けされたもの、メタリックなものなど、メーカーによって、その表情は様々で、個性的な花器や食器が生まれました。

広口型 【Otto Keramik オットーケラミック】

 口が広く底が浅いタイプの花器は小ぶりな観葉植物や塊根植物の見せ鉢としてのご使用におすすめです。  

今回使用したこちらの花器はOtto Keramikらしいマットな質感とブルーグレーの釉薬が美しい1点で、ガジュマルのユニークなシルエットと合わせたことでアートピースのような雰囲気に。

 サボテンや珍奇植物といったユニークな見た目の植物や苔玉やシダ系等と合わせて和のテイストでお使いいただくのも格好良いです。

【Otto keramik オットーケラミック】
1964年にOtto Gerhartzによって創設された、ドイツ ラインバッハの陶器メーカー。1950年代の陶器ブームにおいて絶大な影響力を誇った陶器メーカー、Ruschaのプロダクションディレクターを務め、様々な釉薬を考案。

独立後、彼の自宅アトリエからOtto Keramikはスタートしました。
創設から1978年まで工場で使用された釉薬は全てGerhartzによって考案されたものが使われています。
拘り抜かれた釉薬による表情豊かな色彩や風合いは今もなお世界中のコレクターから愛されており、現在は彼の遺志を継ぐ息子が経営を行っています。
ドイツの陶器ブームを牽引したメーカのうちで、現存する数少ないメーカーの一つです。

雫型【Otto Keramik オットーケラミック】


最後にご紹介するのはユニークな雫型が目を惹くこちらの2点。
今回は高さ18cmの花器に45cm程のプロテアの切り花を合わせました。

植物を挿さずそのままでもオブジェのようにお使いいただけるのですが、鮮やかなレッドカラーとホワイトのグラデーションに、エキゾチックなプロテアの雰囲気と大ぶりな花弁がマッチしてよりデザイン性を高い印象に。

市販のシンプルな花器に比べると一見難しそうに感じるヴィンテージ花器の使い方ですが、植物と合わせることでまた違った表情が見えてきます。

弊社では今回ご紹介させていただいたもの以外にも様々な種類のヴィンテージ花器のご用意がございます。

是非こちらの記事を参考にお楽しみいただけると嬉しいです。

商品に関してのお問合せは電話、contact、InstagramのDM等から

お気軽にお問合せ下さいませ。

今回紹介した花器たちは千駄ヶ谷店でご覧いただけますので

是非遊びにいらしてくださいね。

 

◯Store information◯

Cerote Antiques Tokyo東京都渋谷区千駄ヶ谷2-10-2

グランコート千駄ヶ谷1F-B3F

Open: 12:00Close: 20:00

Web: http://sharkattack.jp/E-mail/ shoptokyo@cerote-trading.comTel/03-5786-3115〈詳細はプロフィールページのURLよりご覧ください〉

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