光を飾り、歴史を灯す。ムラーノガラスが添える、奥行きのある表情。

みなさんこんにちは!

SHARK ATTACK大和店です🦈


季節が巡り、窓から差し込む光の角度が変わるたび、インテリアの表情もまた新しく映ります。

洗練されたショップが並ぶ通りを歩いていると、ふとショーウィンドウを彩る「ガラスの質感」に目を奪われることはありませんか?


今回は、私たちが世界各地で買い付けているヴィンテージアイテムの中でも、

色彩と独特の佇まいで人々を魅了し続けている

「Murano Glass」の世界をご紹介します。








空間にガラス製品を取り入れるメリットや魅力



インテリアにガラスを取り入れる最大の魅力は、その「透過性」と「反射」にあります。木製のヴィンテージ家具が持つ重厚感や温かみに対し、ガラスは空間に軽やかさと瑞々しさを与えてくれます。

日々の暮らしを彩るプライベートな空間にはもちろん、店舗の演出や広さがある空間のアクセントとしても、ムラーノガラスは絶大な効果を発揮します。

昼間は自然光を透過して柔らかな彩りを壁に映し出し、夜は照明の光を複雑に反射させてドラマチックなムードを演出する。

「光を形にした」かのようなその存在は、単なるオブジェ以上の役割を果たしてくれます。






 

 

MURANOガラスの歴史


ムラーノガラスの歴史は、1291年にヴェネツィア共和国が火災防止と技術流出を防ぐため、すべての職人をムラーノ島へ移住させたことから始まりました。
この「秘密の島」で、職人たちは貴族に近い特権を与えられながら、700年以上にわたり門外不出の技法を磨き上げてきたのです。

そのルーツはさらに古く、紀元前まで遡る地中海のガラス文化がヴェネツィアのラグーンで独自に進化したものだと言われています。
15世紀には水晶のような透明度を誇る「クリスタッロ」が発明され、近代では燃料が木材からガスへと進化したことで、さらに不純物のない純度の高い輝きを手に入れました。
一度は衰退の危機に瀕しながらも、19世紀の伝統復興を経て、1950年代〜70年代のミッドセンチュリー期にはモダンデザインと見事に融合。
伝統を重んじながらも常に革新を恐れない職人たちの情熱が、今もなお世界中のコレクターを惹きつけて離さない唯一無二の価値を作り上げています。







 

 MURANOガラスの特徴

 

ムラーノガラスの最大の特徴は、一点ずつ職人の息吹によって作られる「吹きガラス」の技法にあります。
金を用いたルビーレッドや、何層もの色を重ねる「ソンメルソ」といった技法は、現代の工業製品では決して再現できない深い奥行きを生み出します。

その色彩は単なる着色ではなく、金や銅、コバルトといった鉱物を化学反応させることで生み出される「宝石の代用」としての役割も担ってきました。

例えば、あえて気泡を閉じ込める「プレゴーゾ」や、異なる色のガラスを熱いうちに接合する「インカルモ」など、難易度の高い技法が随所に散りばめられているのも魅力です。

手仕事ゆえに、形や気泡の入り方、色の混ざり具合はどれも「一期一会」。

 

例えば、こちらのアイテム。

 ▶ Murano Glass Vase 1950's~1970's 


鮮やかな色彩が何層にも重なり、光を溜め込むような独特の質感。
1970年代頃のものと推測されるこちらのベースは、まさに職人の手仕事が生み出す「ゆらぎ」の美しさが詰まった逸品です。

落ち着いたトーンのリビングに、あるいは開放的な空間にも、一輪の花と共に凛とした空気をもたらしてくれそうです。

 

 

 

 

 

 

 デザイナーによる功績

 

ムラーノガラスが単なる工芸品から「アート」へと進化した背景には、偉大なデザイナーたちの存在があります。 「Venini」の創設者パオロ・ヴィニーニや、彫刻的な造形を得意としたアルフレッド・バルビーニ。

そして、照明デザインの分野で一線を画す作品を世に送り出した Carlo Nason(カルロ・ナソン)

彼らは伝統的な技法を、現代のライフスタイルにマッチする洗練された形へと昇華させました。彼らの作品は、今や世界中の美術館に収蔵されるほどの価値を持っています。

▲Carlo Nason(1935-2026)
1935年にムラーノ島で生まれたナソンは、島で最も古いガラス職人の家系に生まれ

彼は幼い頃から家業の窯で働くガラス職人たちの仕事ぶりを間近で見て育ち、歴史と記憶に深く根ざした素材であるガラスの持つ大きな可能性を感じ取り探求し始めた。


 

 



🦈SHARK ATTACKで取り扱っているアイテムの紹介


「700年以上受け継がれてきた物語」とデザイン性を兼ね備えたランプを厳選しご紹介いたします。

 

  • Mazzega "Carlo Nason" ムラーノガラス ペンダントランプ

     

    ▶View Details
    Mazzega社のためにカルロ・ナソンがデザインしたと思われる、アイコニックな一品。
    重なり合うガラスのカーブが、点灯時には計算し尽くされた光のグラデーションを生みます。
    アパレルショップのカウンター上など、空間の主役となるパーツをお探しの現場にもおすすめです。





 

 

  • ムラーノガラス ペンダントランプ 1970's 
     


    ▶View Details
    70年代イタリア特有の、オーガニックで有機的なフォルムが美しいランプ。静かなダイニングから、洗練されたスタジオまで、置く場所を選ばず空間をモダンに引き締めてくれます。

 

 

 

 

 

  • ムラーノガラス ウォールランプ

    ▶View Details
    壁面に広がる光の陰影を楽しむためのウォールランプ。こちらはまるで壁に飾る彫刻のよう。ホテルのラウンジや、落ち着いた寝室の演出に最適です。

 

 

 


 

ムラーノガラスは、単なる「古いもの」ではありません。

それは、数世紀にわたって職人たちが守り抜いてきた「光の記憶」そのものではないでしょうか。

ひとつ取り入れるだけで、いつもの部屋が少しだけ背筋の伸びるような、それでいて心地よい空間に変わる。

そんなヴィンテージの魅力を、ぜひ体感してみてください。


各地のショールームにて、皆様のライフスタイルや空間ディスプレイに寄り添う一点との出会いをお手伝いいたします。


 

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