時を超えて巡る、インドヴィンテージ家具の物語
नमस्ते!
どうも、SHARK ATTACK大和店田辺です!
皆さんの暮らしを彩る家具。せっかくなら、ただの「モノ」じゃなくて、何か特別な「物語」を秘めたものを選んでみませんか?
今日は、僕らが心から惚れ込んでいるインド ヴィンテージ家具の世界へ、皆さんをいざないます✈️
「ヴィンテージ」と聞くと、単に古いものを想像するかもしれません。
でも、インド ヴィンテージ家具の魅力は、そこにとどまりません。
特定の時代性や美学、そしてその背後にある深い歴史、文化、芸術が織りなす多層的な魅力が、「インドのヴィンテージ」には息づいているんです 。
新品にはない、唯一無二の存在感。
これこそが、僕らが皆さんにお届けしたい!ヴィンテージ家具の魅力です。
なぜ、インド ヴィンテージ家具はこんなにも心を掴むのか?
僕らが取り扱うインド ヴィンテージ家具は、まさに「時を超えてきた証」をその身に刻んでいます。
例えば、リサイクルウッドがよく使われているのは、単に環境に優しいから、という理由だけじゃありません。
古い建物の梁や扉、時には船の木材などが、新たな命を吹き込まれて家具として生まれ変わる。そこには、その木材が辿ってきた長い歴史と、人の手によって何度も大切にされてきた「物語」が凝縮されているんです。一つとして同じものがなく、使い込まれた風合いや独特の傷、色の深みは、新しい木材では決して表現できない美しさ。この「一点物 家具」としての存在感が、ライフスタイルにこだわりを持つ皆さんの探求心をくすぐるはずです。
実は、僕らが提携している工房では、まず巨大な木材の山から、家具へと生まれ変わる原石を見つけ出すことから始まります。

▲まるで宝の山! 古い建築物から回収された、膨大な量のリサイクルウッド。ここから、新しい命を吹き込む木材が選ばれます。
そして、熟練の職人たちが、その木材一つ一つの状態を見極め、丁寧に加工していくんです。
▲工房での作業風景。奥に見えるのは、古い扉や装飾品たち。これらもまた、新たな家具の一部として再生されるのを待っています。

▲長年の経験を持つ職人が、慎重に木材を加工し、組み立てていきます。手作業が、一点物 家具の温かみを生み出します。
さらに、表面を磨き上げたり、塗装を施したりと、細やかな手作業が続きます。時には古い塗料を剥がし、再び命を吹き込む作業も。
▲家具の表面を滑らかに研磨する作業。木材の質感を活かしながら、丁寧に仕上げていきます。
▲異なる色の木材が組み合わされているのが分かりますね。まさにリサイクルウッド 家具ならではの表情です。インドヴィンテージにカラフルなアイテムが多いのも納得です。
▲家具に新たな色と風合いを与える塗装作業。これで、また別の顔が生まれます。
これらの工程を経て、一点物のインド ヴィンテージ家具が完成するんです。
そして、インド インテリアの世界では、リプロダクト品(復刻品)やリモデル・再生されたものが多いことにも注目です。これは決してオリジナルの価値が低いという意味ではありません。
むしろ、そこには過去のデザインに対する深い敬意と、素晴らしいものを後世に伝えたいという職人の情熱が込められています。
例えば、高品質なインド ヴィンテージ家具のリプロダクトで知られる「Phantom Hands(ファントム・ハンズ)」のようなブランドは、かつてインド近代建築の巨匠たちがデザインした家具を、当時の技術や素材を尊重しながら現代に蘇らせています。
彼らの手によって再生された家具は、単なる復刻ではなく、現代のライフスタイルにもフィットするように、細部に至るまでこだわり抜かれています。これは、インド ヴィンテージ家具が持つデザインの普遍性と、サステナブルなものづくりへの意識の表れとも言えるでしょう。
「新品ではないからこその魅力」「歴史」「その家具が歩んできた思い出を楽しむ」。
これこそが、SHARKATTACKが提案するヴィンテージ家具の魅力の核心なんです。
時代が織りなす、インド インテリアの奥深さ
インド ヴィンテージ家具を深く知ることは、インドの歴史や文化を旅することと同じです。
遥か昔、古代インドでは「ヴァーストゥ・シャーストラ」という思想が、居住空間のデザインに深く影響を与えていました。
これは、ざっくり言うと「インド版の風水」のようなものだと思ってください。
単なる機能性や美しさだけでなく、「どうすれば住む人が健康で幸せに暮らせるか」「宇宙のエネルギーと調和した空間をどう作るか」といった哲学的な考え方が、家の配置や家具の置き方、さらには調度品の細部にまで取り入れられていたんです 。
僕らの目にする古い家具の背景には、こんな壮大な思想があったと想像すると、ますます探求心が掻き立てられませんか?
ここからはすこし、歴史的なお話になりますが、、、
16世紀のムガル帝国時代には、イスラム文化の影響で、インドのインテリアデザインに大きな変革がもたらされました。
この時代には、イスラムの厳密な幾何学模様とインドの豊かな自然主義的な表現が融合し、華麗なインド・イスラム様式が確立されました 。
象嵌細工、セラミックタイル、複雑なレリーフ彫刻、動植物のモチーフ、アラビア語のカリグラフィーなど、細部にまでこだわった豪華な装飾が特徴です 。
異なる文化が融合したことにより、こんなにも豊かなデザインが生まれたことに感動です。
さらに、16世紀から17世紀のヨーロッパ諸国、特にイギリスの植民地時代には、西洋のデザインとインドの伝統的な職人技が見事に融合し、ユニークな「ハイブリッド様式」が誕生しました 。
イギリスのチッペンデール様式とインドのデザインが融合した家具や、快適性を追求した『プランテーション・チェア』など、この時期に生まれた家具は、まさに東西文化交流の賜物 。SHARKATTACKでご紹介する家具の中にも、そんな歴史を感じさせる「ハイブリッド」なインド ヴィンテージ家具がたくさんあるんですよ。
そして、インド独立後も、デザインの進化は止まらず。
20世紀のモダニズムやアールデコ、バウハウスといったグローバルな潮流も取り入れられ、マルセル・ブロイヤー、ル・コルビュジエ、ジョージ・ナカシマなどの著名なデザイナーの影響を通じてインドに浸透しました 。
ル・コルビュジエが設計した都市チャンディーガルでは、その共同設計者であるピエール・ジャンヌレが彫刻的でエレガントなモダニスト家具である『クロス・イージー・チェア』をデザインしました 。
また、100年以上の歴史をもつインドの大複合企業であるゴドレジ&ボイス社のような企業は、バウハウス様式に触発されたスチール製のチューブラーチェアを量産し、その『ゴドレジ・スチールチェア』は、インドにおけるモダニズム家具の象徴となりました 。今ではインド ヴィンテージ家具として高い評価を受けています。

▲ゴドレジ・スチールチェア(1930’s~)

▲Chandigarh Cross Easy Chair(1950's~)

▲職人がチーク材のフレームに新しい藤を編み込んでいるところ。
あなただけの「物語」を見つけに
SHARK ATTACKでは、単に美しい家具を販売しているわけではありません。僕らが届けたいのは、一つ一つのインド ヴィンテージ家具が持つ、唯一無二の「物語」であり、それがあなたの暮らしの中で新たな歴史を刻んでいく「体験」です。
画面越しに眺めるのもいいですが、ぜひ一度、SHARKATTACKの店舗で、これらのインド ヴィンテージ家具が放つ独特のオーラを感じてみてください。実際に触れて、座って、その歴史と手仕事の温かさに触れることで、きっとあなたのインド インテリアへの探求心は、さらに深まるはずです。
あなただけの「一点物 家具」を見つけに、ぜひSHARKATTACKへお越しください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております
