Scheurich
セラミック フラワーベース
1960's-1980's , West Germany
大阪店

洗練された美しさを放つフラワーベース

西ドイツ陶器の最大手、Scheurich製のフラワーベースです。底面には、メーカー名と型番「549/28」、そして「Made in Germany」の刻印があり、高さ約28cmのモデルと特定されます。

このエレガントなシリンダー型（円筒形）のフォルムは、Scheurichの主力デザイナーであったハインツ・シーリー（Heinz Siery）がデザインしたものと推測されます。無駄のないクリーンなラインは、彼の合理的でモダンなスタイルを象徴しています。

表面は均一で光沢のあるライトベージュの単色釉薬で覆われ、ミッドセンチュリーモダン後期のミニマリズムに通じる洗練された美しさを放っています。内側の濃い釉薬とのコントラストもモダンな印象です。

「ファット・ラヴァ」作品と並行して製造された、シンプルで良質な名作です。その抑制された佇まいは、生花やドライフラワー、枝物の美しさを最大限に引き立て、和モダンや北欧デザインの空間に自然に溶け込む、汎用性の高い逸品です。

ご自宅はもちろん、 店舗ディスプレイにも大変おすすめです。

この機会に是非ご検討くださいませ。

 その他詳細画像のご希望・ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

Scheurich（シューリッヒ）

1927年にアロイス・シューリッヒによって設立され、1950年代から1980年代にかけて西ドイツ陶器（WGP）市場を席巻した最大のメーカーです。モダンで質の高い製品を大量生産し、ドイツ陶器の普及に貢献しました。その製品は、鮮やかな色使いや、厚い溶岩釉薬（ファット・ラヴァ）から、シンプルな単色釉、スペックル（斑点）釉まで、非常に幅広いスタイルを持っています。

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