返品・キャンセルについて
説明
Hutschenreutherの技術とRenée Neueの感性が融合した傑作
1970年代に Renée Neue が Hutschenreuther のためにデザインしたFat Lavaです。
完璧な球体に近いフォルムと細く立ち上がるネックが、現代アートのような洗練された印象を与えるフラワーベースです。
胴体上部は、光沢のある鮮やかなオレンジ釉薬で覆われ、光を美しく反射します。
対照的に、底部はマットな質感の漆黒で引き締められており、色の切り替わりが水平線を思わせる、極めてグラフィカルなデザインです。
Hutschenreuther
Hutschenreutherは、1814年にカルル・マグヌス・フッチェンロイターがドイツのバイエルン地方で絵付け工房を設立したことに始まります。
ドイツ初の民間の磁器工房の設立にあたり、王から「いかなるものよりも優れた商品を作ること」を条件に認可を受けました。
底面に刻まれた「ライオンマーク」は、この時に授けられたバイエルン州のシンボルであり、今も同社の誇りとなっています。
創業以来、手作業にこだわり、主に純白で優雅なクラシックな磁器(ポーセリン)を製造してきました。
特に、19世紀末の優美な「エステール」や、マイセンから受け継いだ「ブルーオニオン」のパターンなどが有名です。
Renée Neue
Renée Neue は、1960年代後半から1970年代にかけてフッチェンロイターのアート部門の責任者などを務めた、非常に影響力の大きいデザイナーです。
主に1960年代後半から1970年代にかけて活躍し、Fat Lavaやミッドセンチュリー・モダンデザインの全盛期と重なります。
彼のデザインは、フッチェンロイターの伝統的なクラシック路線とは一線を画す、大胆で前衛的なモダンアートの影響を強く受けています。
鮮やかなサチュレートカラー(飽和した濃い色)と、マットな素地(Biskuit / 素焼き)や深いアースカラーを組み合わせる技法を完成させました
彼が手がけたモダンな陶器作品は、クラシックな磁器が主流だったフッチェンロイターに現代的でグラフィカルなコレクションをもたらし、ブランドのイメージを刷新する大きな役割を果たしました。フォルムの美しさと、色の明確な境界線が特徴的な花瓶はその代表例です。
その他詳細画像のご希望・ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ITEM DETAIL
| Country:West Germany |
|
Material:ceramic
|
|
Size:φ21cm x H30cm |
|
Condition:vintage
擦り傷などのダメージや汚れ、劣化がございます。気になる点や不明点などはお気軽にお問合せ下さい。
|
|
配送:佐川急便(100サイズ) |
| 商品詳細欄にて出来る限りの商品説明はいたしておりますが、説明しきれない多少の傷、汚れ、経年に伴う変色などがある事をご理解願います。 掲載商品は出来るだけ現物と同じになるよう撮影しておりますが、コンピュータディスプレイの性質上、実際の色と異なって見える場合がございますので予めご了承ください。 |
