Dümler & Breiden 205/21
Fat Lava
セラミック フラワーベース
1960's , West Germany
大阪店

波打つようなラインと色彩のグラデーションが魅力のフラワーベース

旧西ドイツ陶器の名門Dümler & Breidenが、1960年代に製造した、色彩の表現が際立つ作品です。型番は「205-21」として知られています。

最大の魅力は、波打つようなラインと、鮮やかな色彩のグラデーションの融合にあります。胴体の中央を水平に、情熱的な赤とオレンジの帯が巡り、その上下をマットなライトグレーの釉薬が、波状に流れ込むように境界線を描いています。

特に、ライトグレーの釉薬に見られるざらつきと、中央の赤とオレンジの光沢釉のコントラストが、作品全体に深みとドラマティックな躍動感を与えています。このグレーのテクスチャが、荒々しいFat Lavaの要素を控えめに添えています。

持ち手が付いた丸みを帯びたフォルムも特徴的で、飾りやすいサイズ感も魅力です。Dümler & Breidenらしい、大胆な色彩感覚が凝縮されたこのベースは、ミッドセンチュリーモダンのインテリアに力強いアクセントを加える逸品です。

ご自宅はもちろんの事、店舗什器としても 大変魅力的な一点です。
この機会にご検討下さいませ。

その他詳細画像のご希望・ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

Dümler & Breiden（デュムラー＆ブライデン）

1883年に西ドイツの陶器の伝統的な中心地、ヘーア＝グレンツハウゼンで創業した名門メーカーです。この会社は、確かな技術に基づいた高品質なストーンウェア（炻器）の製造で知られ、特に1960年代後半から70年代にかけては、当時の流行を牽引しました。重厚な造形と、流れるような厚いFat Lava釉薬を組み合わせたダイナミックでアバンギャルドな作品群が特徴で、現在もその高い芸術性からヴィンテージ市場で非常に人気のあるブランドの一つです。

ITEM DETAILS