Jasba Keramik 670/35
セラミック フラワーベース
1960's , West Germany
大阪店

テクスチャと鮮烈な色彩の組み合わせが魅力のフラワーベース

旧西ドイツ陶器のメーカーJasba Keramikが、1960年代に製造した、非常に人気の高い作品です。

最大の魅力は、リズミカルなテクスチャと鮮烈な色彩の組み合わせにあります。胴体には水平方向の太い溝が連続して刻まれ、その立体的なレリーフが作品全体に力強いリズムを与えています。このレリーフの溝の部分には、黒と濃紺の釉薬が溜まり、山状に隆起した部分には、艶やかなオレンジの光沢釉が流れ落ちています。

特に、隆起した部分に見られるオレンジ色の濃淡や、わずかに現れる黒い斑点が、作品に燃えるような躍動感と深みを与えています。持ち手が付いた大型のフォルムと、力強いレリーフデザインは、当時のブルータリズムの影響を色濃く受けています。

ご自宅はもちろんの事、店舗什器としても 大変魅力的な一点です。
この機会にご検討下さいませ。

その他詳細画像のご希望・ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

Jasba Keramik

1926年に創業した、旧西ドイツ陶器（WGP）を代表するメーカーの一つです。戦後のアートポタリー全盛期には、非常に多様なフォルムと色彩豊かな釉薬を用いた製品群で市場を賑わせました。光沢のあるモダンな釉薬から、荒々しい「ファットラヴァ」まで幅広い作風を持ち、底面の家をモチーフにしたトレードマークが特徴的です。1960年代から70年代のデザインは特に評価が高く、現在も世界中のコレクターに愛されています。

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