Ilkra Keramik
Fat Lava
セラミック フラワーベース
1960's , West Germany
大阪店

真紅の色彩とレリーフ装飾の対比が魅力のフラワーベース

旧西ドイツのメーカーIlkra Keramikが、1960年代に製造した作品です。

最大の魅力は、燃えるような真紅の色彩と、幾何学的なレリーフ装飾の対比にあります。ベース全体を覆うのは、艶やかで情熱的な真紅の光沢釉です。その中に、黒い釉薬が滲むように混ざり合い、深みのあるテクスチャを生み出しています。

特に胴体の下部には、民族調の花模様やメダリオンを思わせる、緻密なレリーフが施されています。このレリーフの凹んだ部分に濃い釉薬が溜まることで、立体感が強調され、作品に工芸品のような温かみと美しさを与えています。

丸い胴体と細いネック、そして持ち手が付いた優美なフォルムは、この強烈な色彩を上品にまとめています。このベースは、インテリアに情熱的な色彩と、洗練されたアクセントを加える、Ilkra Keramikの傑作です。

ご自宅はもちろん、 店舗ディスプレイにも大変おすすめです。

この機会に是非ご検討くださいませ。

 その他詳細画像のご希望・ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

Ilkra Keramik（イルクラ・ケラミック）

1940年代後半に西ドイツのバルトルフェルトで設立され、主に花器や装飾陶器を製造していました。 特に1960年代後半から70年代初頭にかけて、大胆なFat Lava釉と鮮やかな色彩を組み合わせたデザインで知られます。 赤と黒の激しい釉薬に白いストライプなどのグラフィカルな装飾を施す、視覚的にインパクトの強いスタイルを得意としました。 同社は比較的小規模ながら、その実験的で力強いデザインにより、現在も世界中のコレクターから高い評価を得ています。

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