Ruscha Art
Fat Lava
セラミック フラワーベース
1960's , West Germany
大阪店

複雑で神秘的な釉薬表現が魅力のフラワーベース

西ドイツの名窯Ruscha Artが、1960年代に製造した、非常に技巧的な作品です。本体には「Ruscha Art / echt Handarbeit（本物の手作業）」のオリジナルラベルが、底面にはメーカー名が明確に刻印されており、確かな出自を持つ一点です。

この作品の最大の魅力は、その複雑で神秘的な釉薬表現にあります。ダークブラウンの地釉の上に、ブルー、イエロー、オレンジといった複数の釉薬が重ねられ、まるで大理石や宇宙の星雲のような、複雑な亀裂状の模様を生み出しています。Ruschaが得意としたこの技法は、色の深みと流動感が際立ち、見る角度によって表情を劇的に変化させます。

丸く穏やかな壺型のフォルムと、釉薬の荒々しくも美しいテクスチャの対比が、作品に彫刻的な深みを与えています。このベースは、単なる花瓶ではなく、Ruschaの芸術性と高い技術力が凝縮された、ミッドセンチュリーモダンのインテリアに深遠な色彩と知的なアクセントを加える、コレクターに人気の高い逸品です。

ご自宅はもちろん、 店舗ディスプレイにも大変おすすめです。

この機会に是非ご検討くださいませ。

その他詳細画像のご希望・ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

Ruscha Art（ルシャ・アート）

1948年に設立された旧西ドイツを代表する陶器メーカーの一つです。 特に1950年代から70年代にかけて、大胆なフォルムとFat Lavaを含む実験的で技巧的な釉薬表現で国際的な名声を得ました。 デザイナーのオットー・ゲルハルト・フィッシャーなどが手掛けた作品は、ミッドセンチュリーモダンのコレクターから高く評価されています。 1996年に閉鎖されましたが、その個性的なヴィンテージ作品は今も世界中で愛されています。

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