チークウッド サイドボード
1960’s , Denmark
TAMAGAWA BASE

Danish Mid-Century Teak Highboard

こちらは、1950年代から1970年代にかけてデンマークで製造されたとみられる、ヴィンテージのチーク材サイドボード（ハイボード）です。

デンマーク・ミッドセンチュリーデザインらしい、洗練された機能美と美しいフォルムが融合した、非常に質の高い収納家具です。
製造メーカーやデザイナーは不明ながらも、その細部までこだわりを感じさせる作りは、空間に上質な雰囲気をもたらします。

このハイボードの最大の魅力は、その多機能性と細部へのこだわりです。
素材には上質なチーク材が贅沢に使用されており、温かみのある深い色合いと、なめらかな木目が美しい表情を見せています。
上段は左右に開閉するスライドドア、下段には２つの引き出しが備わっており、収納したいものに応じて使い分けが可能です。扉と引き出しには、本体に溶け込むようにデザインされた、優雅な曲線を持つ彫り込み式の取っ手が配され、ミニマルな外観にアクセントを加えています。

特に目を引くのは、向かって右側のスライドドア内部に設けられたディスプレイ／バーキャビネット機能です。
内部は鏡張りになっており、幾何学的なエッチング（模様彫り）が施されたミラーバックが、収納物を幻想的に映し出します。ガラス棚と相まって、お気に入りのグラスやボトル、コレクションなどを美しく演出し、夜の時間もより豊かに彩ってくれるでしょう。
下段の引き出しの一つは、鮮やかなグリーンのフェルトで内張りされており、小物やカトラリーの収納にも配慮されています。特徴的な斜めにせり出した脚部は、全体に軽快な印象を与えつつ、安定性も確保しています。

ダイニングルームのサイドボードとしてはもちろん、リビングのハイボード、本格的なバーキャビネット、またはディスプレイキャビネットとして、様々な空間でその存在感を発揮します。

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