Scheurich 285/40
Fat Lava
セラミック フラワーベース
1960's-1970's , West Germany
大和店

鮮烈な色彩と幾何学的な彫刻美の融合が魅力のフラワーベース

旧西ドイツ陶器の最大手Scheurich Keramikが、1960年代後半から70年代にかけて製造した名品です。底面には、確実なメーカーの証である型番「285-40」と「W. GERMANY」の刻印が読み取れます。

ベース全体を覆うのは、深く艶やかなコバルトブルーの釉薬。その表面には、連続する水玉や波紋のような、オーガニックなウェーブ状のレリーフが浮き彫りになっており、単色ながらもリズミカルで洗練された動きを感じさせます。釉薬が溝に溜まることで、模様がさらに立体的に強調される演出も秀逸です。

この「285」型は、当時のモダンアートの流れを汲んだScheurichの代表的なデザインであり、海外では「Amsterdam」などの愛称で親しまれています。高さ約40cmという十分なスケール感と、力強い色とレリーフの組み合わせは、ミッドセンチュリーモダンのインテリアに深い色彩とエレガントなテクスチャを加える、非常に人気の高い逸品です。

ご自宅はもちろんの事、店舗什器としても 大変魅力的な一点です。
この機会にご検討下さいませ。

その他詳細画像のご希望・ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

Scheurich（シューリッヒ）

1927年にアロイス・シューリッヒによって設立され、1950年代から1980年代にかけて西ドイツ陶器（WGP）市場を席巻した最大のメーカーです。モダンで質の高い製品を大量生産し、ドイツ陶器の普及に貢献しました。その製品は、鮮やかな色使いや、厚い溶岩釉薬（ファット・ラヴァ）から、シンプルな単色釉、スペックル（斑点）釉まで、非常に幅広いスタイルを持っています。

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