Bay Keramik 67/45
Fat Lava
セラミック フラワーベース
1970's , West Germany
大阪店

マグマの噴出を思わせる劇的な釉薬の流れが魅力のフラワーベース

旧西ドイツ陶器の主要メーカーBay Keramikが、1970年代に製造した、Fat Lavaの要素を持つ作品です。

最大の魅力は、マグマの噴出を思わせる劇的な釉薬の流れにあります。ベースの下部と持ち手は、艶やかで情熱的な真紅の光沢釉で覆われています。一方、上部から中央にかけては、白く分厚い、荒々しいテクスチャを持つFat Lava釉が、黒い溶岩と共に下へ流れ落ちるように施されています。この白と黒のFat Lavaが、下の鮮やかな赤にぶつかり溶け合う様は、まさに自然の力強さを感じさせます。

どっしりとした安定感のあるフォルムと、圧倒的なスケール感も魅力です。このベースは、Bay Keramikの大胆なデザイン哲学と、Fat Lava期のエネルギーが凝縮されており、ミッドセンチュリーモダンのインテリアに主役となるアクセントを加える傑作です。

ご自宅はもちろん、 店舗ディスプレイにも大変おすすめです。

この機会に是非ご検討くださいませ。

その他詳細画像のご希望・ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

Bay Keramik

1933年から1997年まで西ドイツに存在した陶器メーカーです。戦後、急速に成長し、Scheurich（シューリッヒ）と並ぶ西ドイツ陶器界の主要メーカーの一つとなりました。1960年代から70年代にかけては、特に大胆な色彩と幾何学的でモダンなフォルム（球形、ディスク型、円筒形など）を特徴とする製品で人気を博しました。また、厚い溶岩釉薬の製品も多数製造していますが、シンプルな単色やグラデーション釉薬の作品も多く、そのデザインの幅広さが特徴です。製品の底面には型番とサイズのほか、しばしば「BAY」のロゴや星、花のシンボルが刻印されました。

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