Scheurich 291/38
Fat Lava
セラミック フラワーベース
1960's-1970's , West Germany
大和店

力強くモダンな色彩のコントラストが魅力のフラワーベース

旧西ドイツ陶器の最大手Scheurich Keramikが、1960年代後半から1970年代にかけて製造した、ヴィンテージ作品です。底面にはメーカー名の「SCHEURICH-KERAMIK」と、型番「291-38」、そして「W. GERMANY」の刻印がはっきりと確認できます。

ベース全体は、深く艶やかなダークブラウンの釉薬で覆われており、重厚で落ち着いた雰囲気を持っています。その胴体の中央を、鮮烈な真紅の光沢釉が太い帯となって水平に一周しており、シックなブラウンとの劇的な対比を生み出しています。このシンプルなストライプ柄こそが、当時のミニマルでモダンなデザインの潮流を象徴しています。

型番末尾の「38」は、このベースが高さ約38cmであることを示唆しており、その存在感のあるサイズも魅力です。派手なテクスチャを使わず、色彩と光沢の美しさだけで魅せるこのデザインは、家具と完璧に調和し、空間に洗練されたレトロなアクセントを加える名品です。

ご自宅はもちろんの事、店舗什器としても 大変魅力的な一点です。
この機会にご検討下さいませ。

その他詳細画像のご希望・ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

Scheurich（シューリッヒ）

1927年にアロイス・シューリッヒによって設立され、1950年代から1980年代にかけて西ドイツ陶器（WGP）市場を席巻した最大のメーカーです。モダンで質の高い製品を大量生産し、ドイツ陶器の普及に貢献しました。その製品は、鮮やかな色使いや、厚い溶岩釉薬（ファット・ラヴァ）から、シンプルな単色釉、スペックル（斑点）釉まで、非常に幅広いスタイルを持っています。

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