一期一会のテクスチャ。「溶岩釉」FAT LAVAが叶える、魅力的な空間づくり - SHARK ATTACK ONLINE SHOP

一期一会のテクスチャ。
「溶岩釉」FAT LAVAが叶える、魅力的な空間づくり


こんにちは!毎度おなじみSHARKATTACK大和店の田辺です🦈

皆さま朗報です✨
SHARKATTACKに情熱的なアートピース、「F」から始まるあの子が長い船旅をおえ、沢山入荷いたしました。

 

そう、、、その名はFAT LAVA。

お待ちかねのFatLavaコレクションが多数入荷いたしました👏👏👏

いつもブログをご覧にいただいているインテリア好きの皆さまの心を動かすことでしょう!
新しいヴィンテージアイテムに出会うことは、まるで時間旅行をしているかのようですよね!

そんなタイムカプセルのような存在、「FAT LAVA(ファット・ラヴァ)」を詳しくご紹介してまいります。

 

FAT LAVA。その名を聞いて、一体どんなものを想像されるでしょうか?

「溶岩」を意味するその名前は、
一度見たら忘れられない、厚く、そして荒々しい独特の釉薬の質感を表現しています。

単なる花瓶という言葉では収まりきらない、彫刻的なオブジェとしての魅力を持つFAT LAVAは、遠くからでもその存在感を主張し、空間に熱量と奥行きをもたらす、

まさに「アート作品」

 

時代が求めた熱量。FAT LAVAが生まれた背景

FAT LAVAの物語は、ただの花瓶の歴史ではありません。これは、1960年代から70年代にかけて、ヨーロッパで何が起こっていたかを知る、熱いタイムカプセルなんです。

舞台は、当時の西ドイツ。第二次世界大戦後の猛スピードの復興で、国全体が「経済の奇跡」と呼ばれる大成功を収めていました。人々は豊かになり、「もう真面目なだけの時代は終わり!もっと自由に、もっと楽しく!」という熱が高まっていました。

それまでヨーロッパの陶器は、「格式高く、実用的に」がルールでした。でも、この時代のデザイナーたちは言いました。「そんなのつまらない!」と、彼らは伝統を打ち破り、
「芸術作品だけれども、大量に作れる」という、誰も想像しなかった新しいものづくりに挑戦しました。

さらに追い風になったのが、あの宇宙開発競争。人類が月にまで行こうとする「未来への熱」は、デザイン界にも飛び火しました。真四角じゃない、ギラギラした色、そしてまるで地球のマグマをそのまま固めたような、荒々しくも実験的なテクスチャ

そうして生まれたのが、この「FAT LAVA」なんです。大量生産の技術を使いながらも、職人たちの「伝統からの解放」という情熱「アートを暮らしに取り入れたい」という消費者の欲求が
時代を象徴するセラミック作品群、それがFAT LAVAの正体です。

 

FAT LAVAをFAT LAVAたらしめる3要素

 

  1. フォルム(形状): 伝統的な花瓶のようなシンメトリーな形だけでなく、「まるで自然界の石やマグマが冷え固まったような、歪で、力強い有機的なカーブ。
    まるで彫刻作品のような大胆な形状が多く見られます。それは、単に花を生けるための道具という枠を超え、それ自体が空間の主役となるアートピースとしての存在感を放っています。



  2. 色彩(カラーリング): FAT LAVAの魅力は、その情熱的な色彩パレットにもあります。ブラウン、オレンジ、イエローといったアースカラーを基調としながらも、鮮やかなレッドやディープブルー、時にはエネルギッシュなグリーンなどが大胆に配されています。これらの色は互いに響き合い、見る者の感情に訴えかけるような、強い視覚的インパクトを与えます。



  3. 釉薬(グレイズ): そして、FAT LAVAの核心をなすのが、その名の由来となった特殊な釉薬です。まるで本物の溶岩が流れ落ちたかのように厚く、ザラザラとした質感は、触れるとざらつき、時には気泡を含んでプツプツとした表情を見せます。この荒々しくも芸術的な表面は、釉薬が焼成中に独特の化学反応を起こすことで生まれるもので、一つとして同じものがない、唯一無二の表情を作り出しています。


 

コレクターの視点:名窯とその個性

 

FAT LAVAは多くの窯元で生産されましたが、それぞれに異なる個性とデザイン哲学がありました。

  • Scheurich(シューリッヒ):バリエーションが豊富で、比較的実用的なフォルムに、大胆な釉薬を組み合わせたものが多く見られます。

  • Bay Keramik(バイ・ケラミック):より実験的で、アグレッシブな釉薬の表現が特徴。まるで絵画のような抽象的な模様が魅力です。

  • Ruscha(ルシャ):FAT LAVAの原型となる伝説的な「Vulcano釉」を開発した先駆者です。彫刻的な形状や大胆な色彩が特徴で、作品自体が強いアート性を持ちます。Ruscha<br>セラミック フラワーベース<br>1950's-1970's , West Germany<br>大阪店

  • Roth(ロート):Ruscha創業家から分派したメーカーですが、そのデザインはよりシンプルでモダン。厚い溶岩釉薬を使いながらも、都会の空間に馴染む洗練された美しさを追求しました。Fat Lava セラミック フラワーベース <br>West Germany <br>大和店

SHARKATTACKが取り扱うFAT LAVAは、一つ一つ丁寧にセレクトされたものばかりです。
その裏に刻まれたバックスタンプ(窯元のサイン)やモデル番号は、まるで作品の履歴書。

単なる陶器ではない、歴史と物語を持つアートピースである証なのです。
バックスタンプについては、また後日詳しくお話ししますね👐

 

暮らしに取り入れるコーディネート術

 

FAT LAVAは、その強力な存在感ゆえに、、、

「どう飾ればいいの?」と思われるかもしれません。

しかしっ!
実はさまざまな空間に馴染み、唯一無二のアクセントとして活躍してくれます。


モダンな空間の「外し」として

シンプルで洗練されたモダンな空間に、あえてFAT LAVAを一つ置くことで、クールな印象に遊び心が加わり、奥行きのある空間を演出します。

ヴィンテージ家具との調和

ミッドセンチュリー家具や温かみのあるレザーソファとの相性は抜群です。当時の空気感をまとい、空間全体に統一感のあるレトロモダンな雰囲気を生み出します。



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ウッドウォールミラー
60's Asbjørn Møbler社製ウォールミラー
チークウッドサイドボード
セラミックフラワーベース



花器として、オブジェとして

 

FAT LAVAは、大胆な色彩やフォルム自体がアートであるため、花を活けていない時でも、その存在だけで空間を豊かに彩るオブジェになります。もちろん、グリーンやドライフラワーを飾れば、さらに表情豊かな空間が生まれるでしょう。

 

一点モノとの出会いが、あなたの暮らしを豊かにする

 

FAT LAVAは、単なるヴィンテージの花瓶ではありません。
それは、当時の職人の情熱と、デザインの自由を求める精神を今に伝えるタイムカプセルのような存在です。


一つとして同じものがない、唯一無二の表情を持つFAT LAVAは、まさに一期一会の出会い。
ぜひ、その力強い存在感をあなたの五感で感じてみてください。遠く離れていても目を引くそのインパクトは、きっとあなたの暮らしに新しい彩りと物語を加えてくれるはずです。

オンラインストアや店頭で、あなたのときめく特別なFAT LAVAとの出会いを探しに
ぜひチェックしてみてくださいね。



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