Carstens Tönnieshof M.12/24
Fat Lava
セラミック フラワーベース
1970's , West Germany
大阪店

フォルムとレリーフ装飾が魅力のフラワーベース

旧西ドイツ陶器のメーカーCarstens Tönnieshofの作風に近い、1970年代頃に製造されたモダンな作品です。型番は「M.12/24」として知られています。

最大の魅力は、シャープなスクエアのフォルムと、幾何学的なレリーフ装飾の融合です。ベース全体は、燃えるような鮮やかな赤の光沢釉で覆われています。その四側面には、抽象的なブロック文字や古代の碑文を思わせる、複雑な格子状のレリーフが施されています。

レリーフの凹んだ部分に濃い黒の釉薬が溜まることで、赤と黒の劇的なコントラストを生み出し、作品に力強い視覚的な奥行きを与えています。口元は黒い釉薬でシックに引き締められ、デザイン全体にモダンな統一感があります。

単なる花器ではなく、現代アートの彫刻作品のような趣きを放ちます。インテリアにシャープな造形と情熱的な色彩をもたらす、非常に存在感のある逸品です。

ご自宅はもちろん、 店舗ディスプレイにも大変おすすめです。

この機会に是非ご検討くださいませ。

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Carstens Tonnieshof

Carstensは1900年から現在まで続く老舗メーカー。
1984年にセラミックブームが終わるとともに一度終焉しましたが、1990年にドイツが再統一した際に復活しました。兄であるクリスチャン・ハインリッヒ・カルステンスが西ドイツに、その弟、クリスチャン・エルンスト・カルステンスが東ドイツに陶器工房を構え制作をしていましたが、第二次世界大戦後、東ドイツの工場を奪われてしまったため、彼の息子たちが1945年に西ドイツのテンニースホフにCarsten Tönnieshofを設立しました。

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