Scheurich 239/41
Fat Lava
セラミック フラワーベース
1960's-1970's West Germany
TAMAGAWA BASE

強烈な色彩とテクスチャが魅力のフラワーベース

旧西ドイツ陶器の最大手Scheurich Keramikが、1960年代に製造した、極めてアグレッシブなFat Lava作品です。

この「Scheurich 239/41」の最大の魅力は、その迫力あるコントラストにあります。
胴体部分に施された黒と白の「溶岩釉（Fat Lava Glaze）」は、ザラザラとした粗い質感と無数のクレーターを生み出し、まさに「Fat Lava」の真骨頂です。
対照的に、中央の鮮烈な朱色（スカーレットレッド）のバンドは、鏡面のような光沢釉（Gloss Glaze）で仕上げられ、この強烈なテクスチャとの対比が、作品に奥行きとモダンな躍動感を与えています。

Scheurichの創造性と、Fat Lava期のエネルギーが凝縮されたこのベースは、ミッドセンチュリーモダンのインテリアに情熱的かつ野性的なアクセントを加える、コレクター必見の逸品です。

Scheurich（シューリッヒ）

1927年にアロイス・シューリッヒによって設立され、1950年代から1980年代にかけて西ドイツ陶器（WGP）市場を席巻した最大のメーカーです。モダンで質の高い製品を大量生産し、ドイツ陶器の普及に貢献しました。その製品は、鮮やかな色使いや、厚い溶岩釉薬から、シンプルな単色釉、スペックル（斑点）釉まで、非常に幅広いスタイルを持っています。

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ITEM DETAILS